目次
1章 東日本大震災の被災状況(教育施設の被災概況;学校施設;社会教育施設)
2章 東日本大震災からの復旧・復興状況(避難所・支援センター等としての機能;学校機能の回復;社会教育の復興)
3章 過去の災害からの教訓(阪神・淡路大震災;その他)
4章 未来の災害を見据えて―備えを超えて(未来の災害を見据えた取り組み)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
客野
1
東日本大震災を受けての記述が主だったが、興味深く思ったのは、避難施設としての学校についてのところ。私はそれを当たり前に受け入れているけど、その弊害や課題は多いわけで、とりわけ阪神淡路大震災の時の兵庫の私学の先生の文章はそれが生々しい。あくまで学校は教育を提供する場というのが大前提で、地域とのつながり促進は重要だけれど、2次的なものに過ぎない。先生も災害のプロではない(その対策が学校支援地域本部事業なのだろうが)。難しい。ここで思ったのだが、では海外ではどうなのだろうか?今度はそれも比較したい2016/06/20