内容説明
本書では、半導体の動作原理から、半導体の基本形であるダイオードとトランジスタ、すでに第一線で活躍している半導体デバイスなどを、精度の高い図版やイラストで解説しました。さらに、集積率と速度で、驚くべき進化を続けるLSIの設計や製造工程にまで光をあて、丁寧に解説しています。
目次
1 半導体ってなんだろう?(電子機器に搭載されている半導体とは?―半導体は高機能電子回路;電気と電子はどこが違うのか?―電気の中味に電子が入っている ほか)
2 ダイオードとトランジスタ(多数キャリアと少数キャリア―N型半導体にもホールが、P型半導体にもエレクトロンがある;半導体の基本となるPN接合とは?―N型半導体とP型半導体が接触すると空乏層ができる ほか)
3 さまざまな半導体デバイス(半導体デバイスの種類―電子機器に使用されるさまざまな半導体デバイス;光半導体の種類―電気エネルギーと光エネルギーの変換 ほか)
4 IT社会を支えるICとLSI(高性能電子機器を構成するICとLSI―数千万個もの電子部品を搭載;シリコンウエーハ上の電子部品―半導体素子はウエーハ上に微細化した個別電子部品 ほか)
5 LSIの製造工程と未来像(シリコンウエーハの作り方―円盤状にスライスした単結晶シリコンを鏡のように磨く;ウエーハの大口径化と薄型化―大口径化はコスト減少、薄型化は超小型実装の実現へ ほか)
著者等紹介
西久保靖彦[ニシクボヤスヒコ]
埼玉県生まれ。電気通信大学を卒業後、シチズン時計株式会社技術研究所、大日本印刷株式会社ミクロ製品研究所、同エレクトロニクス研究所、イノテック株式会社、三栄ハイテックス株式会社を経て、現在、ウエストブレイン代表。静岡大学情報学部客員教授。シチズン時計での水晶腕時計用CMOS・IC開発をスタートとして、日本の半導体産業に黎明期から関わってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
makio37
けんたろう
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YMTrade2