デザインリサーチの教科書―DESIGN RESEARCH:BUILD,TEST,REPEAT

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デザインリサーチの教科書―DESIGN RESEARCH:BUILD,TEST,REPEAT

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784802511773
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C3055

出版社内容情報

デザインリサーチなしには、もう何も作れない──。
日本で初めて、デザインリサーチの実践者がその全貌と詳細を書き下ろした一冊。

不確実性の高まる社会において、正しい問いを立て、正しいプロダクトを作り続けるためには、人々の気持ちになってプロダクトを作るのではなく、人々をプロダクト開発プロセスに巻き込み、人々の生活を理解し、人々と共にプロダクトを作る必要があります。そのための方法が「デザインリサーチ」です。

世界中の経営者が殺到するコペンハーゲンのデザインスクール、Copenhagen Institute of Interaction Design(CIID)で実践されている手法をベースに、日本でのプロジェクトをふまえて、より実践しやすく、かつ効果が得られるようにカスタマイズしたプロセスと考え方を、わかりやすく解説します。本書によって、近くスタンダードになるであろう、産業界におけるデザインリサーチの体系化された知見をインストールできます。

1章では、デザインへの注目、またリサーチに基づくデザインへの期待が高まる背景を紐解きます。2章では、デザインリサーチの特徴をマーケティングリサーチと比較しながら挙げ、デザインリサーチが貢献できる理由と範囲を定義します。メインとなる3章では、プロジェクト設計からチームビルディング、リサーチ設計、主となる調査と分析、さらにはアイディエーション、コンセプト作成、ストーリーテリング、プロトタイピングまで、デザインプロセスを俯瞰したうえで必要となる手順を解説します。4章では、デザインリサーチに組織で取り組み運用していくためのポイントを紹介します。

教科書と銘打っていますが、型通りではない現在進行系の分野における生きた教科書という意味であり、読者をこの世界に導くためのテキストブックです。

内容説明

ものづくりの航海で迷わないための指針。VUCAの時代を生き抜くために欠かせないデザインリサーチ、その全貌と詳細を、CIIDで北欧型のCo‐Designを学び、国内外のプロジェクトを導く著者が、日本のコンテクストに沿う形で体系化。

目次

1 なぜデザインなのか、なぜデザインリサーチなのか(デザインへの注目の高まり;リサーチに基づくデザインへの期待)
2 デザインリサーチとは何か(デザインリサーチの概要;なぜデザインリサーチが必要なのか ほか)
3 デザインリサーチの手順(デザインプロセス;プロジェクト設計 ほか)
4 デザインリサーチの運用(継続的なプロダクト開発におけるデザインリサーチ;デザインリサーチを活かす組織構造 ほか)

著者等紹介

木浦幹雄[キウラミキオ]
アンカーデザイン株式会社代表取締役。大手精密機器メーカーにて新規事業/商品企画に従事したのち、国内外の大手企業やスタートアップ、行政などとのデザインプロジェクトを経てアンカーデザイン株式会社を設立。IPA未踏スーパークリエータ、グッドデザイン賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroo Shimoda

6
まさにテキスト。実務でデザイン思考にトライするために役立ちそう。mover,follower,opposer,bystanderのframeworkはチームでの対話活発化に使える。2021/08/05

カエル子

4
「人々や社会などプロダクトが置かれる状況を理解するためのリサーチ」を「デザインリサーチ」と呼ぶ。で、「プロダクト」には「サービス化したプロダクト」も含まれる。デザインリサーチを実施するのは、考え得る可能性を広く捉えたうえで、その中のどこに焦点をあてるべきか意思決定をできるようにするため。リサーチ結果を次のフェーズへ渡すのではなくデザイナーと一緒にリサーチもデザインも進めていくべし。そんな大前提の話から実際の進め方と注意点まで網羅する良書。ただし「深掘り」が終始「深堀り」になっているのが残念でたまらない笑。2023/08/14

dai

3
デザイン、リサーチはこの本を読めば一通りできるなって思える本です。ちょうど今の仕事内容がどのプロセスに該当するか、読みながら頭の整理ができました。 インプットだけだと知った気になるので、これを読んだ人は一度実践してみると良い。 ・体系的な説明はUXデザインの教科書 ・一通りのプロセスを試すときはデザインリサーチの教科書 ・ワークショップ設計、運営、問の立て方は問いのデザイン のように、使い分けるといいかも!2021/09/11

Atsumi_SAKURADA

1
産業界で製品を作る過程において「人々や社会などプロダクトが置かれる状況を理解するためのリサーチ」(46)を体系的に指南した本です。都度に図表が挿入されていますが、文章による説明が主で、一歩ずつ理論と具体例を往復する構成です。本文での頻繁なカタカナ語や英単語からこの営みの輸入に現代の外来の概念を多く要すことがよくわかりますが、海外と国内で経験を積んだ著者に日本語で書かれたことの意義は大きいです。本邦の中等教育のPBLで導入が期待されますが、指導の環境整備そのものにもデザインリサーチを要しそうです。2023/11/06

yutaro

1
デザインリサーチの教科書的存在。 実務でそのまま使用できるほど、細かく書かれている。 わかりやすい。2022/04/17

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