複雑さと共に暮らす―デザインの挑戦

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複雑さと共に暮らす―デザインの挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 318,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788512474
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C1011

出版社内容情報

『誰のためのデザイン?』でデザインの世界にアフォーダンスの概念を導入し、「デザインは分かりやすくなければならない」という旗を掲げてきた著者が、現実世界の複雑さにどう対処したらよいのかという問題に挑み、新境地を拓く。

内容説明

シンプルなデザインから、複雑さと共生するデザイナーとユーザーのパートナーシップへ。現実につりあうためには、テクノロジーの複雑さは必然であり、良いことだ。しかし、分かりにくいものであってはならない。テクノロジーへの見方が変わる、複雑時代のデザイン原論。

目次

1 複雑さと共に暮らす―なぜ複雑さは避けられないのか
2 簡素さは心の中にある
3 簡単なものがいかにして我々の生活をややこしくするのか
4 社会的シグニファイア
5 人間支援のデザイン
6 システムとサービス
7 待つことのデザイン
8 複雑さに対処する―パートナーシップ
9 挑戦

著者等紹介

伊賀聡一郎[イガソウイチロウ]
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。リコー経済社会研究所勤務。インタラクティブシステム、エスノグラフィのビジネス応用などに関心をもつ。情報処理学会、ヒューマンインタフェース学会、ACM他に所属

岡本明[オカモトアキラ]
慶應義塾大学工学部卒。工学博士。(株)リコー勤務、筑波技術大学教授を経て、名誉教授。認知工学、ヒューマンインタフェース、福祉工学に関心をもつ。ヒューマンインタフェース学会、電子情報通信学会、日本認知科学会ほかに所属

安村通晃[ヤスムラミチアキ]
東京大学理学系大学院博士課程満期退学。理学博士。(株)日立製作所中央研究所勤務を経て、慶應義塾大学環境情報学部教授。実世界指向インタフェース、ユビキタスコンピューティングなどに関心をもつ。ヒューマンインタフェース学会、日本ソフトウェア科学会、ACMに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月世界旅行したい

8
良い本です。まさか、ブルース・スターリングの名前が出てくるとは、めちゃくちゃおどろいた。針時計も有用性は高いと思うけれど。2014/12/13

テキィ

8
ノーマンは心休まるなぁ… 日々考えている心のもやもやを、明確に文章化してもらって精神衛生上たいへん助かる本。 そう、ごちゃごちゃしているのも複雑なのもたいした問題じゃない。 たいていの問題は、根底にしっかりした設計ルールがないこと。 そして、使用者の気持ちに立ったわかりやすさを、とことん考えるガッツがないこと、あたりだとぼくは思っている。 デザインは本当に頭を使うし、現実との戦う気構えを常に要求されるお仕事です。2011/10/08

Thinking_sketch_book

7
ノーマンさんの本はヒューマンインターフェースの本質をつく。読んでいると設計に際して悩む『人間と機械の協調』が頭の中で綺麗に整理されていく。個人的には機械の操作を簡単にするだけが人を幸せにするわけでは無いと思っている。この本を読んでいるとそんな自分を後押ししてくれているような気持ちになった。2012/02/27

メルセ・ひすい

7
15-68 ただし、コンピューター至上主義がベース?? アップル称賛。耳からのものは聴覚。。視覚に対して5000分の一しか記憶容量がない。脳裏を通過していく。しかし、それが商品価値を産む。つぎつぎ忘却消滅し、新規を求める。 ①簡素と複雑との共生 ②アフォーダンスからシグニファイアへ そいて、エクスペリエンス/経験。現実につりあうためには、テクノロジーの複雑さは必然であり、良いことだ。しかし、わかりにくいものであってはならない。テクノロジーへの見方が変わる、複雑時代のデザイン原論。2011/10/08

roughfractus02

4
本書は、デザインにおける読者の2つの考えを変更するように促す。複雑さの対義語は簡単さではない点に関して、著者は複雑さをマイナス評価するのではなく、使いやすさと理解しやすさを優先し、その基準なら多少の複雑さを許容すべきであると考える。またデザインはデザイナーが責任を追うべきであるという点に関して、デザイナーとユーザーの協力が必要であり、アフォーダンスの立場から、身近な道具が両者の対話によって時間をかけて作られた点を強調する。これら2点の変更によって見えるのは、モノに転嫁してしまう人間そのものの複雑さである。2019/01/14

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