薬と文学―病める感受性のゆくえ

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薬と文学―病める感受性のゆくえ

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784784519095
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0030

内容説明

あの文学作品の魅力に「薬」という意外な側面から迫る!感受性に様々な影を落とす「薬」の問題を取り上げて分析する。

目次

有吉佐和子『華岡青洲の妻』―先駆的な麻酔薬を試した女たち
泉鏡花『外科室』―麻酔剤を拒否した伯爵夫人
ブルガーコフ『モルヒネ』(町田清朗訳)―渇仰と至福の万華鏡 医師のモルヒネ体験告白
太宰治『HUMAN LOST』―パビナール中毒作家の苦悩
川口松太郎『媚薬』―黒い丸薬の誘惑 宮内庁侍従の場合
松本清張『点と線』―青酸カリは汚職・心中とよく似合う
川端康成『眠れる美女』―老いのエロスと睡眠薬
村上龍『超伝導ナイトクラブ』―テクノロジーの果ての代謝物質
中島たい子『漢方小説』―都会の孤独と揺らぐ心
リリー・フランキー『東京タワー』―そのとき、オカンは抗がん剤治療を拒んだ
奥田英朗『オーナー』―パニック障害への処方箋
林宏司脚本『感染爆発』(NHKドラマ)―パンデミックをもたらすウイルスの恐怖

著者等紹介

千葉正昭[チバマサアキ]
昭和27(1952)年、宮城県生まれ。東洋大学文学部卒業。武蔵大学大学院人文科学研究科修了。宮城県涌谷高等学校ほか教諭を18年。仙台高等専門学校(旧宮城工業高等専門学校)助教授・教授を12年。現在、仙台高等専門学校名誉教授。仙台白百合女子大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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