出版社内容情報
ホーキング博士のスペース・アドベンチャーシリーズ待望の新刊!人工知能が支配する世界とは?宇宙の生命について問いかけます。
内容説明
もしもコンピュータが人間を支配したら?物語が解き明かす宇宙と生命のミステリー。
著者等紹介
ホーキング,スティーヴン[ホーキング,スティーヴン] [Hawking,Stephen]
英国の理論物理学者。ケンブリッジ大学にて約30年間ルーカス記念講座教授を務め、2009年秋に退官。退官後も、研究を続けている。現在は、ケンブリッジ大学理論宇宙論研究所所長。アインシュタインに次ぐもっとも優れた宇宙物理学者、また、「車椅子の物理学者」として、世界的に高名
ホーキング,ルーシー[ホーキング,ルーシー] [Hawking,Lucy]
ロンドン市民大学、オックスフォード大学卒業。作家・ジャーナリスト。新聞、テレビ、ラジオ等で活躍中。米国のNASA50周年記念式典での講演をはじめ、世界中で、子どもたちのための科学や宇宙に関する講演で親しまれている。2008年、イタリアのSapio賞科学普及賞を受賞
さくまゆみこ[サクマユミコ]
編集者・翻訳家として活躍。青山学院女子短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のっち♬
109
大規模なサーバーテロにより世界中のシステムが誤作動を起こし、ジョージとアニーはコスモスを使って事件の手がかりを探る。コンピュータ発展の歴史を交えながら、量子コンピュータが悪用された場合に起こりうる人間の暴動や生活水準の低下、黒幕による支配のリスクなどが描かれており、更に難解になった印象。スティーヴン博士のコラムも一般向け著書と大差ない説明だが、これですら平易な部類。これからの時代、人類はテクノロジーに益々依存するだろうが、そこに潜む危険性にしっかり目を向けておくべきだ。人間にしかできないことは確かにある。2021/05/06
Aya Murakami
42
図書館で借りた本。 量子力学…聞いたことはあるのですが、まさか普通の物理法則が通じない世界だったとは…。生きている猫と死んでいる猫が両立する世界…。なんかミステリーに出てきそうな内容です。「この高さから転落したのだからまず助からないだろう」の生存フラグとか…。 ちょうど西日本集中豪雨の被害に遭っている時期に読んだのでインフラで混乱する内容にはすごくリアルさを感じました。水が出ない、風呂に入れないのは本当につらい。2018/07/17
羽雪*hane**
38
ジョージとアニーのアドベンチャーシリーズとして捉えると、中盤から「あれ?何読んでたんだっけ?」と何度もよぎる程に趣が変わってくる。共著者で娘ルーシーの謝辞によると「もともとは3巻で終わる予定だった」とのこと。それが良かったのではないかと思う。確かに科学に属する内容なのだろうけど、個人的には星や月といった宇宙の神秘と物語に興味があったのであって、いつの間にコンピューター関連の専門書に成り代わってるんだ?2021/07/18
はる
22
またこの二人に会えるなんて思ってなかったのでこの本が出てとっても嬉しい!しかも今回はスティーブン博士が警鐘を鳴らす人口知能やコンピューターの進化について書いてあったので引き込まれました(*^▽^*)確かにこれからの世の中こんなやつが表れてコンピューターを操作して世界中が大混乱する事も考えられるので使いすぎもあまりよくないのかもしれないって思いました。2016/01/14
ヘビメタおやじ
14
第二シリーズということでうれしくはありますが、やはり第一シーズンのほうが上でした。冒険の内容がとっちらかってまとまりがなく、話がフラフラし過ぎに感じました。科学的内容は、チューリング・マシンなどもでてきて、理解しきれない部分もありながら楽しいので、ちょっと残念です。敵の正体もはっきりしないので、次を読めということなのでしょう。次巻に期待します。2017/01/15