- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 講談社ブルーバックス
出版社内容情報
女の子から女性へと移り変わる女の体の精緻な仕組みと、それゆえの喜びや悩み。女の一生を支配する「性」の有り様をトータルに学ぶ。
女の子から女性へと移り変わる女の体の精緻な仕組みと、それゆえの喜びや悩み。女の一生を支配する「性」の有り様をトータルに学ぶ。
内容説明
女性がいだく、自分の体に起きる変化への戸惑い。男性がいだく、女友達、妻、娘の解けない謎。思春期から妊娠や出産、やがて訪れる更年期。セックスのときの多彩な反応。さまざまに変化する女の性の精緻な仕組みと、それゆえの喜びや悩み。女の一生を支配する「性」のありようを学ぶ。
目次
第1章 女性として生まれる
第2章 “女の子”から“女性”へ
第3章 月経とその対策
第4章 初めての体験
第5章 セックスについて
第6章 受精から妊娠へ
第7章 出産とその前後
第8章 不妊症とその治療
第9章 女性の健康
第10章 更年期からの性
著者等紹介
河野美香[カワノミカ]
高知県生まれ。月経が乱れやすい自分の体への関心から産婦人科医を志す。1974年、徳島大学医学部を卒業。同大学附属病院、徳島県小松島赤十字病院、徳島逓信病院などでの勤務を経て、現在は徳島市内で河野美香レディースクリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
8
男と女、同じ人間とは思えない...男女差別はどうかと思うけど、全てを同等に扱うのもどうかという事でしょうか。何事も、極論は危険...2012/05/08
小鈴
6
女性ホルモンにまつわる身体的・精神的な特徴を書かれた内容で、うちに一冊は置いておきたい。男性にも読んでほしい。とはいえ、この本は小中学生よりも、色々知った女性の方がなるほどなー、と思うかも。奥深い女性の性。しかし、電車で読むには女性器の割礼の写真やセックスレス、更年期以降のセックスでのローションの活用など本を開くのが恥ずかしいときもありました。。。(笑)2012/12/31
くまこ
4
ヒトパピローマウイルスと子宮頸がん予防ワクチンについて調べる過程で手に取った。一般教養として網羅的に書かれているので、それに関しては直接得るものは少なかったが、性および性行為とは何か、人として守るべき母体とは何か等、根源的なテーマを考えるのに参考になった。タイトル通りの教科書で、かわいいイラストやマンガがあるわけでもなく、決して読みやすい本ではない。しかし、中学生くらいのうちに読んだら、世界が180度変わると思う。2013/01/27
あまがえる
4
女医が書いた真面目な本。女性が女性ゆえに「性」に振り回され、様々な不調や病気と付き合いながら生きていくのは至難なんですね。更年期が終わると性欲が回復し性交回数が増えるというのは微笑ましい事実。2012/03/25
comet
3
自分の体を宝物のように労わり、女性であることを生涯めいっぱい楽しもうと思った。2018/06/25