今こそ読みたいガンディーの言葉―ALL MEN ARE BROTHERS

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023309715
  • NDC分類 126.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

いま、我々に必要なのは、武器なき革命への指標となる「ことば」である―幻の名著『抵抗するな 屈服するな ガンジー語録』を緊急復刊! 広島に原子爆弾が落とされたと聞き「世界が今、非暴力を受け入れなければ、人類はきっと自殺することになる」と語ったマハトマ・ガンディー(1869-1948)。彼の人生哲学を自身の言葉で伝える啓示の書。

内容説明

世界を変革に導いた、奇跡のメッセージ―。『ガンディー語録』、緊急復刊。

目次

第1章 自伝
第2章 宗教と真理
第3章 アヒンサー―非暴力への道
第4章 自己修養
第5章 国際平和
第6章 潤沢の中の貧困
第7章 民主主義と民衆
第8章 教育
第9章 雑録

著者等紹介

ガンディー,マハートマー[ガンディー,マハートマー]
モーハンダース・カラムチャンド・ガンディー。1869年、英領インドのポールバンダル藩王国(現グジャラート州内)に生まれる。イギリス留学を経て弁護士資格を得る。1863年、弁護士として南アフリカへ赴くが激しい人種差別に遭遇したのをきっかけに同地で20余年にわたり人種差別反対運動や民権運動・人権運動に邁進し、一定の成果を得て1915年に帰国。1917年からは対英非暴力・非協力運動を実践してインドの独立運動を指導。その運動は同時に人種、民族、国境などの制約を乗り越え、一切の差別意識や偏見を拭い去り、万人の覚醒・共存共栄の道を身命を賭して目指すものであった

古賀勝郎[コガカツロウ]
1935年、福岡県生まれ。大阪外国語大学印度語科卒業。大阪外国語大学名誉教授(ヒンディー語学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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funuu

9
ヒンドゥー教の教義によれば、現世の人間は、部分的にのみ人間であり、人間の下部は動物のままである。低級な本能を愛によって征服してこそ、人間の中にひそむ獣を打ち殺すことができる。広島が原子爆弾で全滅したと最初に聞いた時、私は微動だにしなかった。それどころか、「世界が今、非暴力を受け入れなければ、人類はきっと自滅することになる」とつぶやいたのだった。2015/07/16

おせきはん

4
ガンディーが南アフリカで弁護士としてインド人居住者の人権運動に関わり、身を挺して真理と非暴力を追求するマハートマー(偉大なる魂)へとなっていった過程や、ガンディーの考えが自身の言葉で語られています。若い頃は凡人と同様の煩悩に悩まされますが、その頃から既に自身を厳しく律していました。他人を批判するのではなく自己批判のみに励むこと、権利を追い求める前に義務を果たすことなどは、私も心がけようと思います。2014/08/20

ねこ

2
ガンジーの信念である「非暴力」という観点から、民主主義や教育など幅広く思索をしていた。またガンジーは人間愛にとても満ちていて、「いかなる正義も必ず迫害される」という真理をも見抜いていた。ガンジー自身の信念、すなわち「非暴力」という正義に徹底して生き抜いた彼の人生は苦悩の連続であったかもしれない。それはどこまでも「生命尊厳」を信じぬき、どうすれば、インド人やイギリス人を含めて地球上に住むみんなが幸せに暮らせるかを常に真剣に考えていたからであろう。また、「悪の権力」と戦っていたガンジーといえども、常人と変わら2012/07/03

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