出版社内容情報
★第8回大仏次郎論壇賞を受賞。
内容説明
うっかり足をすべらせたら、すぐさまどん底の生活にまで転げ落ちてしまう。今の日本は、「すべり台社会」になっているのではないか。そんな社会にはノーを言おう。合言葉は「反貧困」だ。貧困問題の現場で活動する著者が、貧困を自己責任とする風潮を批判し、誰もが人間らしく生きることのできる「強い社会」へ向けて、課題と希望を語る。
目次
第1部 貧困問題の現場から(ある夫婦の暮らし;すべり台社会・日本;貧困は自己責任なのか)
第2部 「反貧困」の現場から(「すべり台社会」に歯止めを;つながり始めた「反貧困」)
強い社会をめざして―反貧困のネットワークを
著者等紹介
湯浅誠[ユアサマコト]
1969年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1995年より野宿者(ホームレス)支援活動を行う。現在、反貧困ネットワーク事務局長、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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