内容説明
本書はCinematography(撮影技術)の原理とDP(撮影監督)の専門知識について論じている。その領域は、単なるテクニカルマニュアルや照明読本に留まらず、基本的なセオリーである色温度、センシトメトリーはもちろん、DP(撮影監督)として知るべき実践的な機材リストの準備やクルーの編成まで視野に入れて分かりやすく記述した。
目次
1 スタッフ編成
2 撮影技術
3 シネマトグラファーのクラフト
4 オペレーティング
5 DPとしての準備
6 映画の補強処理
著者等紹介
ウィーラー,ポール[ウィーラー,ポール][Wheeler,Paul]
シネマトグラファーとして幅広い経験をもち、さらに尊敬される教育者として豊富な実践的知識も兼ね備えている。彼はBBCで25年間勤務した後、フリーランスになり、その後10年間で数多くの受賞作を得ている。さらに、作品を担当しながらナショナル・フィルム・テレビジョン・スクールやローヤル・カレッジ・オブ・アートのシネマトグラフィーの講師の責任者という立場でも活躍中である
石渡均[イシワタリヒトシ]
1990年日本映画撮影監督協会(JSC)に入会。1992年文化庁芸術家在外研修員となり、一年間ASCの客員として渡米、撮影技術を学ぶ。劇場用映画、テレビドラマ、Vシネマ、CFなどを担当して現在に至る
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