内容説明
天を舞う精神的な存在・天使。天使は何世紀にもわたりその存在が確認されてきた―。天使の語った言葉、出現の場所と時間、その衣裳、翼の形、歌と踊りなどを丹念に比較し、天使遭遇の体験が象徴するものを浮かび上がらせる。ユニークで美しい天使論。
目次
神々しい陽光を浴びて
さまざまな出現の局面
天使の時間
天使の姿
光の装い
天使の目印
天上の響き
美術における天使の影響
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
58
さらっと読みました。著者自身は本書を「キリスト教神秘主義における天使像を新たにとらえようとするもの」と位置付けている。天使については主に絵画におけるイコンぐらいしか知らないが、平易な文章と時には神話や東洋的なものにまで及んで、いろんな天使や天使的なものの画像もあり天使好きなら楽しめます。2018/10/18
