オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ
ビザンティン帝国の軍隊―886‐1118 ローマ帝国の継承者

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  • サイズ B5判/ページ数 48p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784775300251
  • NDC分類 209.4
  • Cコード C0022

内容説明

皇帝コンスタンティヌスによるキリスト教ローマ帝国の理想は、ローマ帝国分割以後、ビザンティン帝国(東ローマ帝国)によって引き継がれた。ヨーロッパとアジアの境に位置するこの帝国は、要塞都市コンスタンティノープルを中心に発展。旧ローマ領の復活を基本理念とし、6世紀には大規模な遠征により最大版図を獲得する。しかし、東西から押し寄せる異民族は次々に領土を浸食し、時には首都コンスタンティノープルへと迫った。1000年以上にわたる帝国の歴史は、領土回復のための遠征と、防衛が絶え間なく続く、戦乱に満ちたものであった。本書では、黄金期を築いたマケドニア朝時代から、暗転する帝国の復興に力を注ぎ、十字軍を要請したことで知られるアレクシオス1世の治世までを範囲とし、ビザンティンの軍隊を解説している。タグマ(中央軍)、ヴァリャーギ親衛隊等の組織構成や、小アジアの防衛に機能したテマ(軍管区)制の解説に加え、皇帝が捕虜になるという悲劇を生んだマンツィケルトの戦いを詳細に記述している。

目次

組織
タグマ(中央軍)
ヴァリャーギ親衛隊
テマ(軍管区)制度
「嘆きの日」:マンツィケルトの戦い1071年
マンツィケルトの戦い以後
カラーイラスト解説

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TAWASHI

1
久々に再読。やっぱ絵があるのはいいね。イメージしやすい。思わず同シリーズのヴァランギ親衛隊を購入してしまった。理屈はTreadgoldとか読めばいいしね…。かなり骨が折れるけど。2012/10/08

じょあん

0
ビザンティン(東ローマ)帝国のマケドニア朝~コムネノス朝アレクシオス1世時代までの軍隊について扱っている。軍隊の編成や装備、テマ制、その変遷についての解説など全盛期~衰退、中興期に至る帝国を軍事面から見る内容。リアルな絵が豊富に掲げられているため、視覚的に把握しやすい。ギリシャ語語源の用語の読みがローマ字読みで訳されてしまっている点は気になる。

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