出版社内容情報
カステラ,テンプラ,タバコ,しゃぼんなど日本語になったポルトガル語。歴史的には「近い」関係ではあるが,現在の日ポ関係は文字通り「遠い国」になっている。このような「近くて遠い国」の実像を可能な限り多様な側面から概説する。
第1章 レコンキスタとポルトガルの建国
第2章 大航海時代
第3章 南蛮文化
第4章 イギリスとポルトガル
第5章 植民地ブラジルとポルトガル
内容説明
本書は、ポルトガルについて可能な限り多様な側面に関する事項によって構成されている。
目次
レコンキスタとポルトガルの建国
大航海時代
南蛮文化
イギリスとポルトガル
植民地ブラジルとポルトガル
サラザール独裁体制
一九七四年革命
自然環境―地形と気候
国土の多様性
現代の政治〔ほか〕
著者等紹介
村上義和[ムラカミヨシカズ]
東京慈恵会医科大学教授、西洋法制史専攻。共編著に「ポルトガルを知るための50章」
池俊介[イケシュンスケ]
静岡大学教育学部助教授、人文地理学専攻。共編著に「ポルトガルを知るための50章」
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろーじゃ
0
2011年に、増補版の『ポルトガルを知るための55章』が出ているのでそちらをおすすめします。見比べましたが、政治経済の項目やグラフは流石に古かったです。2012/09/02
ちんれん
0
流し読んだ。多くの植民地を持ったにも関わらず、農業国から脱せない点が興味深かった。イギリスとの深い関係も面白い。しかし、本書ではイスラム教の影響、隣国スペインとの関係、スペインと比べて植民地経営がどうだったのか、独立後の旧植民地との関わりなど私が知りたい事は掘り下げて書かれていなかった。もう少し色々ポルトガルについて知りたくなった。2011/05/25
kei
0
☆☆☆2010/02/09