出版社内容情報
情報セキュリティの有力な手法である電子透かしの基本的な技法とその応用について解説.
■目次 序論/2値画像への電子透かし/濃淡画像への電子透かし/カラー画像への電子透かし/ファクシミリ画像への電子透かし/動画像への電子透かし/音声への電子透かし/文書への電子透かし
内容説明
電子メディアの知的財産権の対策の一つとして、マルチメディアに「電子透かし」を設定することが提案されている。電子透かしとは、電子文書や画像、音楽などの創作品の中に、著作者の固有の識別符号を密かに埋め込み、所有権の所在を主張しようと企図したものである。これは、不正コピー者に無言の圧力を与え、あるいは著作権侵害に対する検証の道具として利用されることになる。本書では、最近になってわが国をはじめ世界各国で開発されつつある多くの電子透かしの基本的な技法を紹介し、その応用についてわかりやすく解説する。
目次
第1章 序論
第2章 2値画像への電子透かし
第3章 濃淡画像への電子透かし
第4章 カラー画像への電子透かし
第5章 ファクシミリ画像への電子透かし
第6章 動画像への電子透かし
第7章 音声への電子透かし
第8章 文書への電子透かし
第9章 電子透かしの評価基準