内容説明
本書では繰り返しをいとわず簡単なことから始めて、なぜこのように考えるのか、どうしてこれが自然なのかということに時間を費やした。もう少し勉強しないとその「自然さ」が見えないこともあるかもしれないが、あまり細部にこだわらず、素直に筋の展開を追っていただければよいと思う。つづら折りになっている山道を、繰り返し折り返しながら登っていくあの要領である。
目次
1 序曲(多項式で肩慣らし;複素数と多項式の華麗な関係;二項係数 ほか)
主題(調和多項式;母関数;調和多項式と対称式)
3 変奏、そしてフィナーレ(行列環のGL2(C)不変式
GL2(C)の既約表現
一般線型群の行列環上の表現)
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