ちくま日本文学全集 〈048〉 海音寺潮五郎 海音寺潮五郎

ちくま日本文学全集 〈048〉 海音寺潮五郎 海音寺潮五郎

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 477p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480102485
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0393

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kouro-hou

31
短篇7本、悪人列伝から古代篇2中世篇1の10本編成。奈良時代から西南戦争まで範囲は広い。わりとマッチョというか、最近は見かけない男くさい骨太の文体が懐かしい。平安末期、武士が台頭し始める時期が舞台の「東夷〈あずまえびす〉」で、主人公田舎武士二人が周囲からは仲良しと思われているも地元関東ではお互いガチライバル視、色々拗らせて決闘まで行くが…、が面白い。絶対この後も喧嘩するだろうw 悪人列伝より短篇の方が好みだったが「『平将門』執筆時にとった説で間違いないだろう…」と自画自賛的創作秘話が入るのは嫌いじゃないw2019/12/10

藤月はな(灯れ松明の火)

2
どの短編も魅力溢れるものばかりですいすい、読めました。恩義と自分の信念に則って行動する武士や男自身の揺るぎない強い意志、悪党と呼ばれた人々を関わった人にも自身の視点を交えた話など、現在になっても古びるのではなく、ますます、面白かったです。2010/04/08

village green

0
「極楽急行」が素晴らしい。テンポがいいし、セリフは面白いし、結末にはハッとさせられるし、これは朗読に向いているのでは。「太いバスの声で」聞いてみたい。2016/03/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/380953
  • ご注意事項