内容説明
漢詩は、わが国では主に作者や作品ごとに個別に鑑賞されてきた場合が多かったのですが、本書は星という主題について、多くの詩文を作者・時代を問わず並べかえた、いわば横の切り口で見たものであります。巻末の星の名句集もこの形で集録しました。
目次
序章 孔子の見た星空―歳差と古典の星空
１ 北天の星
２ 季節の星々
３ 銀河
４ 七夕の星
５ 星空を散歩して
６ 惑星
７ 突然出現する星々
８ 月
９ 太陽
１０ 暦法と時法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きこり
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漢籍・日本古典から星の記述をまとめ、分析している。古代中国は自然科学よりも文を重んじたため、科学的なことはあまり書かれていないが、星についてだけは陰陽道の本など多くあるという。巻末にある星の漢名は作詩に便利かも。 ※タイトルにあるものの、孔子はあまり関係ない。2011/08/28
