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内容説明
忘れられつつある記憶を発掘し、民俗社会の生活を追体験する。―民俗学の再生のために。
目次
「たましい」という名の記憶装置―「民俗」という概念をめぐるラフ・スケッチ
そぞろにおそろしく覚えて―近世怪談にみる怪異空間の諸相
記憶する“場所”―吉野川流域の「首切れ馬」伝説をめぐって
記憶の変貌―魚見石の伝説から
解釈の技法・記憶の技法―高知県大豊町の蛇淵伝説
無法者とその身体―竹本長十郎の伝承を中心にして
著者等紹介
佐々木高弘[ササキタカヒロ]
1959年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、京都学園大学人間文化学部助教授。著書論文に『新修池田市史 民俗編』(共著)、「景観の記号化からみた「畿内の四至」の選定要因」(『人文地理』四二-四)、「伝説と共同体のメンタルマップ」『怪異の民俗学2』(河出書房新社)、「昔話と心のなかの景観」『国文学年次別論文集 平成五年度版』(朋文出版)他
斎藤純[サイトウジュン]
1958年生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科文化人類学専攻中退。現在、天理大学文学部助教授
内田忠賢[ウチダタダヨシ]
1959年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助教授、国立国際日本文化研究センター助教授(併任)。著書に『文学・人・地域』(共著、古今書院)、『讃岐国弘福寺領の調査』『讃岐国弘福寺領の調査II』(共著、高松市教育委員会)、『大都市圏研究(下)』(共著、大明堂)他
梅野光興[ウメノミツオキ]
1962年生まれ。大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、高知県立歴史民俗資料館主任学芸員。編著に『いざなぎ流祭文帳』(共著、高知県立歴史民俗資料館)他
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感想・レビュー
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