記憶する民俗社会

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記憶する民俗社会

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409540596
  • NDC分類 380.1
  • Cコード C3039

内容説明

忘れられつつある記憶を発掘し、民俗社会の生活を追体験する。―民俗学の再生のために。

目次

「たましい」という名の記憶装置―「民俗」という概念をめぐるラフ・スケッチ
そぞろにおそろしく覚えて―近世怪談にみる怪異空間の諸相
記憶する“場所”―吉野川流域の「首切れ馬」伝説をめぐって
記憶の変貌―魚見石の伝説から
解釈の技法・記憶の技法―高知県大豊町の蛇淵伝説
無法者とその身体―竹本長十郎の伝承を中心にして

著者等紹介

佐々木高弘[ササキタカヒロ]
1959年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、京都学園大学人間文化学部助教授。著書論文に『新修池田市史 民俗編』(共著)、「景観の記号化からみた「畿内の四至」の選定要因」(『人文地理』四二-四)、「伝説と共同体のメンタルマップ」『怪異の民俗学2』(河出書房新社)、「昔話と心のなかの景観」『国文学年次別論文集 平成五年度版』(朋文出版)他

斎藤純[サイトウジュン]
1958年生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科文化人類学専攻中退。現在、天理大学文学部助教授

内田忠賢[ウチダタダヨシ]
1959年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助教授、国立国際日本文化研究センター助教授(併任)。著書に『文学・人・地域』(共著、古今書院)、『讃岐国弘福寺領の調査』『讃岐国弘福寺領の調査II』(共著、高松市教育委員会)、『大都市圏研究(下)』(共著、大明堂)他

梅野光興[ウメノミツオキ]
1962年生まれ。大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、高知県立歴史民俗資料館主任学芸員。編著に『いざなぎ流祭文帳』(共著、高知県立歴史民俗資料館)他
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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大臣ぐサン

1
小松和彦を中心として記憶をテーマに研究成果をまとめたもの。20年前の本だが、のっけから小松和彦が民俗学に警鐘を鳴らす。民俗学は柳田国男が創設した学問であり、柳田国男という巨人を超えることができなかった。あたかも民俗学は柳田国男の学説をなぞるだけで目的を失った衰退した学問になってしまっているのではないか。しかし、民俗学の柳田からの脱却の萌芽は80年代には現れ、それはだんだん浸透していき、00年代以降に民俗学は息を吹き返す。柳田の学説に囚われない多角的な研究成果が増えた。その過渡期に位置する本として興味深い。2021/04/06

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