出版社内容情報
「死にたくない。生まれてくる子の顔を見たい……」。不治の病に冒された青年医師が,最後まで生きる勇気と優しさを失わず,わが子と妻,両親たちに向けて綴った感動の遺稿集。(祥伝社販売課大胡田オススメの一冊)幼い娘とまだお腹の中にいる子どもを残して逝った青年医師の映画化もされた感動の闘病記(祥伝社販売課石原オススメの一冊)あの感動から早20年。飛鳥ちゃんは、今いずこ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホレイシア
3
高校のときだったと記憶する。「日本人は外国へ行くと、名前の意味を聞かれるよ。フライング・バードというのはいいじゃないか」という件が印象に残っている。その後、自分の名前を英語で説明することを考えて苦悩したのは言うまでもない♪
ちろる☆一般向
1
読んだのはたぶん20年くらい前。なぜか松谷みよ子さんのモモちゃんシリーズ等の児童書を好むと同時に、親から赤川次郎や三浦綾子やこういう類の本を借りて読むませた子どもでした。
姫草ユリ子
0
医師である為に自分の死期を正確に悟ってしまうというのはなんと苦しい事なんでしょう。右足を失いながらそれでも迫ってきてしまった死期。あまりにも若すぎる最後。周りへの感謝の言葉を惜しまなかった彼に「お疲れ様」と言いたい。2013/08/08