先端技術の根本問題

先端技術の根本問題

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  • サイズ A5判/ページ数 401p
  • 商品コード 9784326700318
  • NDC分類 502

出版社内容情報

日米で展開された科学技術フィーバーの通念を批判しつつ,先端技術の歴史的位置を確定し,アメリカ技術の凋落の原因を見極め,欧米と日本の生死を分ける未来を見通す労作。

内容説明

先端技術の歴史的位置を見極めアメリカ技術の凋落の歴史的原因を追及し欧米と日本の生死を分ける末来を見通そうとした労作。経済学部・工学部の学生、第一線のビジネスマンに贈る先端技術問題の百科事典!

目次

第1部 先端技術の技術的経済的特性(先端技術の歴史的位置;戦後オートメーションの第二段階;先端技術の経済的波及効果)
第2部 情報化社会の虚実(印刷紙とニューメディアとの利害得失;ニューメディアと市民生活;高度情報化社会の「高度」とは何か;ニューメディアの成立の社会的条件;人工知能の可能性)
第3部 日米貿易摩擦の技術的構造(戦後日本技術はアメリカから何を学んだか;1980年代の日本技術の可能性;巻きかえすアメリカの科学技術体制;レーガン大統領の幻想の崩壊)
第4部 米ソ宇宙開発競争の結末(スプートニクの衝撃;核先制攻撃体制と宇宙開発との密接な関係;先端技術の源泉としての宇宙技術;アメリカの勝利の代償)