出版社内容情報
海に親しみ,海を利用する人々の増えていくなかで,海洋環境を守りつつ海と共生することがいま再び問われている.本書は,日本海洋学会50周年を記念し,日頃第一線で海の研究に携わっている科学者たちが,その最も新しい知見を一般向けに紹介する.
目次
第1章 気候システムにおける海
第2章 海の流動
第3章 海水中の化学物質
第4章 海の生物
第5章 海底から見た地球
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Arisaku_0225
11
1991年発行。海洋物理、海洋化学、海洋生物、海洋地球科学それぞれの専門家50名ほどによってそれぞれの研究分野について語る。30年たった今ではもう教科書的な内容ばかりだが、当時の「何がわかってて、何が分かっていないのか」をそれぞれの視点から語る執筆者の文調は色褪せない興奮と海洋の深遠さを物語る。それも4分野なのだから海洋学のフロンティア感が凄まじい。付録には当時の研究施設、調査船、出版雑誌などの目録があり、個人的にはありがたい。2023/08/03
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
9
あとで追記する。台風前の朝。2018/09/28