群像日本の作家<br> 井上靖

群像日本の作家
井上靖

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  • サイズ B6判/ページ数 369p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784095670201
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0393

出版社内容情報

大世界へ開かれた詩人…高橋英夫/現実への不信と帰属…山崎正和/『氷壁』の人?井上靖の人と作品…野間宏/司馬遼太郎/他

清潔な抒情に裏うちされた物語作家であり、また詩人としての眼をつねに持ち続ける作家井上靖。その数々の名作を解読する作品論と、人間としての魅力を探る作家論を集成した。高橋英夫による書下ろしエッセイをはじめ、中村光夫・山本健吉・大仏次郎・司馬遼太郎・北杜夫らによる作家論、臼井吉見・河上徹太郎・篠田一士らによる作品論、辻邦生との対談や座談など、井上文学を多面的に解明。

内容説明

43歳、『猟銃』でデビュー、『氷壁』をはじめ詩情あふれるロマンの香り高い秀作で文壇の寵児となる。『天平の甍』『本覚坊遺文』など本格歴史小説に道を拓き、最晩年の傑作『孔子』にいたる井上靖の全容を照らす初のアンソロジー。

目次

井上靖アルバム
大世界に開かれた詩人
作家論(現実への不信と帰属;『氷壁』の人―井上靖の人と作品;井上靖と美の世界 ほか)
ひと(雑感のような;ソ連旅行の思い出;新聞記者時代の井上さん ほか)
現代小説について(『黯い潮』『射程』;『あすなろ物語』 ほか)
座談会 井上靖の魅力
歴史小説について(『淀どの日記』;『敦煌』;合一と孤独の二重体験―『孔子』 ほか)
名短評(新しき意匠家井上靖;淡々と描く“生のはかなさ” ほか)
井上靖文学紀行―湯ヶ島・三島・沼津・金沢
ひと(一つの想い出;中国旅行 ほか)
詩について(井上靖における詩人 ほか)
わが文学の軌跡―歴史小説
井上靖の作品
代表作30編ガイド
収録論文解説
井上靖年譜

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