内容説明
最古のオリンピックは、神話時代、陰謀により殺された王の葬礼競技にさかのぼる。豊富な図版とエピソードをまじえて綴る古代オリンピックのすべて。
目次
第1章 はるかなるオリンピックの源流
第2章 オリンピック競技祭の実際
第3章 イストミア競技祭―戦乱のコリントスと援助に長けるシュキオン
第4章 ネメア競技祭―アルゴスの専横
第5章 オリュンピア競技祭―ピサとエリスの覇権争い
第6章 デルフォイ競技祭―音楽の神アポロンに捧げた歌と詩
第7章 競技祭の盛衰と時代背景
著者等紹介
楠見千鶴子[クスミチズコ]
1938年生まれ。学習院大学卒。平安文学専攻。74年小説で作家賞受賞。大学卒業後、古代ギリシアに興味を持ち、神話発祥地の旅、研究を重ねる。神話、美術、音楽などに関する著作に専念
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