朝日選書<br> ローマ―ある都市の伝記

朝日選書
ローマ―ある都市の伝記

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  • サイズ B6判/ページ数 526,/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784022595201
  • NDC分類 237
  • Cコード C0322

内容説明

ローマ―都市の中の都市。その栄光と衰退の3000年を一望の下に描く歴史の旅。

目次

第1章 伝承、王、共和主義者
第2章 帝政時代のローマ
第3章 パンと見世物
第4章 キリスト教徒とカタコンベ
第5章 背徳と無秩序
第6章 聖人、僣主、対立教皇
第7章 「世界諸国民の巡礼地」
第8章 ルネサンスと退廃
第9章 パトロンと芸術家
第10章 ローマ略奪
第11章 復興と改革
第12章 ベルニーニとバロック芸術
第13章 第18世紀
第14章 幕間劇ナポレオン時代
第15章 リソルジメントとローマ問題
第16章 イタリア王国時代のローマ
第17章 ファシズム体制下のローマ
終章 永遠の都

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

3
イギリスの歴史家による、都市ローマの伝記。何しろ、内容は先住民エトルリア人の王国時代から1970年代までと幅が広い。古代ローマ帝国が崩壊後、専らローマ教皇の都であり、19世紀のイタリア統一後も新しく発足した王国と権力を巡って対立。その対立は、イタリア社会を王党派と教皇派に分裂させた。結果として、その社会の分裂を修復したのが、ムッソリーニのファシスト党だったというのが歴史の皮肉。ローマを訪問したヒトラーに対する、国王の批判(宮殿に泊まった際に夜伽の女性を所望したというが、誤解らしい)等珍しい逸話も散見される2020/02/22

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