出版社内容情報
“重度の活字中毒者”が国内外の旅を語りながら,探検記・漂流記をはじめとする様々な“面白本”を紹介.海苔・かつおぶしの意外な歴史,自動販売機大国・日本への疑問など,「食」へのこだわりと辛辣な眼差しが随所に光る.
内容説明
自称「重度の活字中毒者」による「面白本」ガイド。日本の異様な光景への疑問を語る「全国どこでも自販機横丁」、都会と自然界の眺めを鮮やかに対比する「素晴らしいぐにゃぐにゃ風景」、日本人の醤油・味噌好きをアンデスの麓で再発見する「アミノ酸の呪縛」など、“食”への徹底したこだわりと辛辣な眼差しが冴える軽妙なエッセイ17篇。
目次
辺境の食卓(チベットとアマゾンの日常食;大ねずみとナツメヤシ ほか)
黄金の食味トライアングル
アワビよもやまわたくし話
たくましい逸品たち
全国どこでも自販機横丁
イルミネーション・ニッポン
素晴らしいぐにゃぐにゃ風景
旅の話、宿の話
アミノ酸の呪縛
手食の四〇パーセント
バター梅ごはんの陰謀
樹の上、洞の中
日本の乾杯