出版社内容情報
囲碁は四千年にわたって多くの人びとをとりこにしてきた.碁を友とした日本と中国の貴族や武人,名人碁所をめぐって血戦を繰り広げた江戸の碁打ち,新聞のタイトルを争う現代のプロ棋士,青い眼の碁狂たち…….囲碁界の講談師,中山プロが,古今東西の勝負,芸,人間ドラマを通して,今や世界のゲームに成長した囲碁の魅力を縦横に語る.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
骨ゆん
2
僕は碁打ちであるが、昔の棋士について、或いは碁と日本の歴史についてはあまり知らない。囲碁を爛柯と呼ぶらしい事も知らなかった。やはり盤外の囲碁情報を知るのは碁打ちとしては面白い事であるし、碁を嗜まない人と碁の話をする時に重宝しそうでもある。古い本ではあるが、読んで正解だったと思う。2012/01/29
kaizen@名古屋de朝活読書会
1
岩波新書愛好会】碁の起源から、囲碁史を飾った名手たち、プロ棋士の生活、西洋囲碁事情など、 囲碁愛好家の知りたいことが、よくまとまっている。2009/05/19
gkmond
0
江戸時代の話が面白かった。行政が冷たいって話はアニメとか漫画とかスポーツとか科学とかの分野で言われてる話とまったく同じに思えた。2014/12/09
丰
0
Y-202006/07/21
魔威駆
0
30年前の本で古い記述もあるけれど初心者が手にする本として分かりやすかった。2018/08/16
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- 和書
- 惑星カロン 角川文庫