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出版社内容情報
歴史上,王権は自らを表象するものとしての徴しを作りつづけ,「支配」の効果を維持してきた.王権の装置としてのレガリアや宮廷芸術,王自身による学問と芸術の実践など,王権と芸術・芸能の関係を多様な角度から考察する.
内容説明
歴史上、王権は、さまざまな宮廷芸術や建築・技芸といった装置を通じて自らを表象し、「支配」の効果を維持した。一方、それらが文化創造の源として機能したことも、洋の東西を問わず確認できる事実である。レガリア、肖像画、宮殿、学問芸能など、王権と芸術・技芸の関係を多様なトポスから考察する。
目次
1 表徴のなかの王権(王権とレガリア;王の失われた顔;王権のイリュージョン―バロック的装飾と宮殿 ほか)
2 学問と天皇(天皇と学問・芸能)
3 比較のなかの王権(大王の図像―初期ヘレニズム時代;宮廷芸術の誕生―近世スペイン;アフリカ・バムン王権社会における国家と民衆の平衡―移動職能民の国民化をめぐって ほか)
著者等紹介
樺山紘一[カバヤマコウイチ]
1941年生まれ。ヨーロッパ中世史
山本幸司[ヤマモトコウジ]
1946年生まれ。日本中世法制史・思想史。静岡文化芸術大学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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