物理定数とSI単位

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  • サイズ B6判/ページ数 86p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000111850
  • NDC分類 420.8
  • Cコード C3342

内容説明

測定技術のいちじるしい革新や、異分野間の交流が活発化するなかで単位への関心が高まりつつある。単位は、それを利用する社会の変化、それを定義する物理現象の測定技術の進歩など、科学と社会の双方の課題として決められてきた。SI単位系を中心に単位系の構成を解説し、物理現象と基本単位の定義法の歴史から、より高い精度をめざす新しい定義の試みまで紹介する。

目次

1 物理と単位系(物理学と数量化;単位を定義する現象;測定技術の進展;メートル法からSI単位系へ;SI単位系への違和感)
2 SI単位系(基本単位と組み立て単位;計量法)
3 電磁気の単位(SI単位系;他の電磁気単位系)
4 単位を定義する現象(長さ;時間 ほか)
CODATA基本物理定数表

著者等紹介

佐藤文隆[サトウフミタカ]
1938年生まれ。1960年京都大学理学部物理学科卒。甲南大学理工学部教授、京都大学名誉教授。専門は、宇宙物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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トルネードG&T

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SI単位系の定義に関する概説書。岩波講座は粒度の小さい領域について100ページ未満で解説するシリーズの模様。一日程度で読み終えられるため入門や復習に適す。実験や定義式といった物理学的な側面の他、任意性のある定義の中からSI単位系として現在使われているものが選ばれた経緯など、歴史的側面からも解説されている。2018/12/08

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