感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
80
2016年410冊め。日本人なら目にしたことがあるだろう福音館書店発行の絵本「おおきなかぶ」の絵を描いていらっしゃる、世界的彫刻家の佐藤氏による教育論。シベリア抑留から復員し、子どもたちのための図工・美術の教科書作りに取り組んだ、その姿勢。情緒や意思を育てるということ。2016/06/15
Hiroki Nishizumi
6
表題から教育論を連想してしまうが、子ども向けというよりも万人向けの生き様、考え方を示す本。一読に値する。2014/01/05
わーちゃん
3
著者の言葉と作品にひかれ、本書を手に取った。 子どもたちへの厳しくもあたたかいまなざしを感じた。とくに、「考えながらものをつくる人間になってほしい、知識と人格の統一した人になってほしい」という姿勢に共感した。自分を含め、役に立つかを気にしてしまい、無駄なことでも精いっぱいやる体験が少なくなっていると思う。 また、「便利な生活が触覚間を失わせる」という言葉にはっとした。現代では気軽に世界中のことを知ったり、楽しい思いをすることができるが、実際に自分の五感で感じることをおろそかにしてはいけないと思った。2016/10/25
-
- 和書
- マンガ楽しい数学
