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「幕府」とは何か~武家政権の正当性~(NHKブックス 1277)

東島 誠  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2023年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 366p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784140912775
商品コード 1035711299
NDC分類 210.4
基本件名 日本-歴史-中世
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年03月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2023/03/04
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035711299

著者紹介

東島 誠(著者):立命館大学教授。1967年、大阪府生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程修了、博士(文学)。著書に『公共圏の歴史的創造――江湖の思想へ』(東京大学出版会)、『自由にしてケシカラン人々の世紀』『〈つながり〉の精神史』(ともに講談社)、『日本の起源』(與那覇潤と共著、太田出版)など。

内容

武力だけでは権力を維持できなかった。正統性なき政権の、支配の正当性とは何か。

700年におよぶ”武士の政権”について、私たちはどれほど本当に知っているだろうか。「清和源氏でなければ征夷大将軍になれなかった」「”鎌倉幕府”は後世の学術用語で、当時は使われていなかった」などの数々の誤解を正すところから始め、古典から最前線までの学説も総括。「京都を食糧で満たす」ことが正当性の根拠となった古代の「都市王権」から、「法の支配」も意識された鎌倉・室町期を経て、「伝統としての権力」が強調される江戸時代までをたどりながら、支配の正当性がその折々にどうアップデートされてきたのかを、歴史学・政治学・社会学・哲学の垣根を越えて描き出す。日本史を見る眼が一変する、かつてないスケールの歴史書!

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