文学入門 改版(岩波新書)
桑原 武夫 著
目次
はしがき 第一章 なぜ文学は人生に必要か 問題の重要性 面白さということ インタレスト 経験 読者が作品から受取るもの もっとも充実した人生 要約 第二章 すぐれた文学とはどういうものか すぐれた文学 新しさ 誠実さ 明快さ 文学と道徳 要約 第三章 大衆文学について 大衆文学研究の必要 真の文学と通俗文学との差異 職業的文学者の発生と大衆文学の誕生 フランスにおける大衆文学 日本における大衆文学の発生 大衆文学流行の諸理由 今後の見通し 要約 第四章 文学は何を、どう読めばよいか 没社会的文学観 芸術のための芸術 文学教育 文学の諸ジャンル 近代小説の基本的性格 読書の基準化の必要 文学必読書のリスト 要約 第五章 『アンナ・カレーニナ』読書会 読書会をもつわけ 反訳による文学鑑賞 本質よりも存在を 描写の文体鑑賞 描写と抽象 前後照応ということ 平凡なるが故に非凡な真実 アンナの破滅過程 アンナの世界とレーヴィンの世界の対立 レーヴィンの精神的苦悩 レーニンのトルストイ論 無限の空間と円天井 附録 世界近代小説五十選 キーワード
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