内容説明
サンプルプログラムで楽しみながら学ぶ画像処理・認識入門。補正、変換、加工、解析から特徴抽出、認識、理解までカラー画像でビジュアルに解説。
目次
第1章 本書の画像処理プログラム
第2章 絵画風の画像を作ろう!―画像の補正と色数削減
第3章 ミニチュア風画像を作ろう!―画像のフィルタリングと色強調
第4章 アハ体験画像を作ろう!―画像の部分的な色変換と画像間の内挿
第5章 顔の候補領域を抽出しよう!―画像のラベリングと図形特徴の抽出
第6章 立体的に見える3D画像を作ろう!―ステレオ画像の撮影と立体視の実験
第7章 監視カメラの映像処理を作ろう!―動画像処理による移動領域の抽出
第8章 ウォー○ーを探そう!?―特徴抽出と画像認識
第9章 撮影した画像を自動補正しよう!―Hough変換による四角形補正
著者等紹介
長尾智晴[ナガオトモハル]
横浜国立大学大学院環境情報研究院/大学院環境情報学府・情報メディア環境学専攻/理工学部数物・電子情報系学科情報工学EP教授。工学博士。専門は画像処理や進化計算法を含む知能情報学、知能ロボティクス、感覚知覚情報処理など。東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程、東京工業大学工学部附属像情報工学研究施設助手、同助教授を経て2001年より現職。独自技術の進化的画像処理(=横浜国立大学の登録商標)を元に横浜国立大学発ベンチャー(株)マシンインテリジェンスを起業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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とっきー
1
画像処理の手法の概要だけの説明で、深入りしたければ、ダウンロードできるCのプログラムで勉強できるようになっている。入出力などの直接処理と関係ない部分はヘッダファイルが提供されており、実際の処理の部分に集中することができるが、扱うファイル形式が普段使わないppm形式であるため、扱いづらかった。2014/07/16
tsq
0
画像処理の基礎的なことの解説。サンプルプログラムで...ってあるけど、プログラム自体の解説はない。ダウンロードして自分で動かして遊んでねってことかな。2017/12/03
ピエール
0
画像処理論というよりは、画像処理アルゴリズムの種類の紹介。サンプルプログラムはC言語で、画像はppm形式という聞き慣れないもの。プログラム言語詳しくありませんが、Javaじゃ駄目なの?画像形式はJPEGにしてもらいたかった。(圧縮が入っているので取り扱いが複雑になるのでしょうか?)2014/11/29