地球の「最期」を予測する―2030年・気候危機という名の科学的真実

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784781604879
  • NDC分類 451.8
  • Cコード C0098

出版社内容情報



ヘンリー・ポラック[ヘンリーポラック]
著・文・その他

沢田博[サワダヒロシ]
翻訳

内容説明

地球温暖化をめぐる全スキャンダルに、「最終結論」。2007年ノーベル平和賞受賞の国連組織「IPCC」の物理学者が「北米の山岳氷河が全滅する」2030年に向けて静かに届ける究極の科学レポート。

目次

1章 「南極大陸」の正体
2章 氷漬けの「アイスマン」
3章 海がふたたび陸を制する―?
4章 早まる解氷!
5章 「暗い太陽」のパラドックス
6章 失われた「暗い森」
7章 南極からペンギンがいなくなる?
8章 「箱舟」の舵は誰が取るのか
訳者あとがき 「未知への挑戦」ではなく「どこか懐かしい未来」へ

著者等紹介

ポラック,ヘンリー[ポラック,ヘンリー][Pollack,Henry]
2007年、アル・ゴアとともに、国連・「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)のメンバーとしてノーベル平和賞受賞。ミシガン大学を拠点に、地球物理学者として世界各地、とりわけ極地の調査・研究に従事。現在は同大学教授で、アル・ゴアの気候プロジェクトのアドバイザーも務める

沢田博[サワダヒロシ]
東京都立大学人文学科卒、東京大学新聞研究所修了。フリーランスのジャーナリスト、書評紙「図書新聞」編集長を経て、「ニューズウィーク日本版」編集長、「エスクァイア日本版」編集長を歴任。現在「ニューズウィーク日本版」編集顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カール

0
地球に存在している氷の歴史と、氷が解ける原因になった産業革命後の人類の歴史を踏まえ、氷が解けることによって、これから起こるであろう災厄を解説し、そんな最悪のシナリオにならない為にはどうするのか。著者なりの対策を書いた本。彼は科学者として、現状での人類によって引き起こされる最悪のシナリオを半ば覚悟しながらも、少しでも事態が好転するよう事を願っている。そんな彼の姿勢を見ていると、どこか環境問題に懐疑的な考え持っている自分も気が付くと「その考え方を改めるべきなのか。」と、読みながら自問自答していた。2015/06/17

仮ッ子

0
地球から氷が消える日。様々な事柄が複雑に絡み合って、地球の温暖化の原因も、それに対する対策も、簡単にこうと示せない。あーもう面倒くさいから、ヒトなど滅びてしまえっ!…って訳にもいかないか。ヒトの智恵が真実試される局面を迎えているのかもしれない。2010/12/02

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