内容説明
英語を楽しく学ぶには、物語の本をたくさん読むのが一番です。単語の意味を推測する方法から、レベル別本の選び方まで、いますぐ実践できる、最良の英語習得法。
目次
序章 多読に向けての心の準備
第1章 多読に向けての基本知識(英文小説の読み方(書き方の基本常識)
辞書の役割 ほか)
第2章 英語の本を読むためのアドバイス(登場人物の整理;よく使われる単語や熟語 ほか)
第3章 本の選び方(自分の英語レベルを把握する;幼児向けの本の落とし穴 ほか)
第4章 おすすめの本一覧(「おさるのジョージ」からスタート!;『チャーリーとチョコレート工場』を英語で読んでみよう ほか)
著者等紹介
ベルトン,クリストファー[ベルトン,クリストファー][Belton,Christopher]
1955年ロンドン生まれ。横浜在住。91年以降、フリーランスのライターおよび翻訳家として活躍。97年には処女作Crime Sans Frontieres(ブッカー賞ノミネート作品)が英国で出版され、作家デビューも果たす。著書やブログなどで、楽しみながら英語を身につけることの有意義さを提案し続けている。現在、「多聴多読マガジン」にてコラムを連載中
渡辺順子[ワタナベジュンコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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モリー
45
以前読んだ「中学生の教科書」に外国語を学ぶ意義についてこんなことが書いてありました。「一つの外国語をマスターするということは、たとえて言えば、一つの壮大な城の鍵を手にするようなものだろうか。(中略)城の中に入ると、息を飲むような絢爛豪華な部屋があって、無数の宝物が収められている。」と。私も城の中の宝物が見たくなり、英語を学び直そうと思い立ちました。この本には多読のコツとお勧めの本が紹介されています。子供向けの本から読み始めて、一年後にはダン・ブラウンを読む事もできるようになるとか。後はやる気次第という事。2019/01/28
momogaga
34
図書館。多読の効果を分かりやすく説明してあり、最近怠けがちな多読をやろうと決意しました。「単語の意味を推測する方法」は実践します。2016/04/17
やどかり
22
タイトルと内容が違うような…。多読すると、アウトプットにどういう効果があるのかを知りたかったのだけど、英語の本を読むためのノウハウ本だった。2016/03/30
gollum
21
英語は「retold本やgraded readerではなく一般向けに書かれた本の」多読が一番!という主張。巻末のおすすめ本は完全にエンタメ本でまとめていて、ファンタジー、ミステリ、SFなどのごった煮で純文学なんぞ無し。洋書購入の参考にしよう。分詞構文を、”同じ構文が続くのを避けて変化をもたせるテクニック”と紹介してあったり、”said代用語”の膨大なリストがあったりと、ネイティブな著者の英語に対する感覚が垣間見られて興味深い。同じ内容をレベル1からレベル5までの英文で例示されていたのがとても面白かった。2014/05/18
魚京童!
18
startling→starting→staring→string→sting→sing→sin→in→I2015/01/31