出版社内容情報
ケータイをはじめとするモバイル機器と動画への強いこだわり。世界ではなく?世間?とつながる日本のデジタル新世代を解剖する。
ものごころついたときからデジタル情報機器とインターネットに親しんできたデジタル新世代として注目を集める?デジタルネイティブ”。独自調査により、ケータイをはじめとするモバイル機器と動画への強いこだわりや、世界ではなく?世間”とつながる傾向の強い日本ならではのデジタル新世代?ネオ・デジタルネイティブ”
内容説明
「レポートも報告もケータイメールで」「広い世界よりも身近な“世間”とつながりたい」「頑張るのはイタい」…、誕生しつつある“非常識”な若者の謎。東大教授と電通マンが解き明かす、若者の意識と行動。
目次
第1章 情報環境大変革!―進化のステージの主役はモバイル(ブロードバンドの進化とネット動画サービスの拡大;テレビ視聴のパーソナル化 ほか)
第2章 76世代と86世代―10歳差で大きく異なる行動と意識(すべては76世代から始まった;76世代と86世代の「ズレ」 ほか)
第3章 デジタルネイティブからネオ・デジタルネイティブへ―ネット世代のメンタリティから占う(データからネット世代の特性を見る;機械親和的傾向とつながり志向 ほか)
第4章 ネオ・デジタルネイティブとうまく付き合う―コミュニケーションの5つの「ツボ」(「主人公願望」のツボ;「オンタイム」のツボ ほか)
著者等紹介
橋元良明[ハシモトヨシアキ]
東京大学大学院情報学環教授。1955年京都市生まれ。1978年東京大学文学部心理学科、1982年同大学大学院社会学研究科修士課程修了。コミュニケーション論、社会心理学専攻。一貫して、日本のコミュニケーション状況、メディア環境の変化を実証的に探求している
奥律哉[オクリツヤ]
(株)電通 電通総研研究企画室長兼メディアイノベーション研究部長。1959年大阪府生まれ。1982年大阪大学経済学部卒業、電通入社。入社後テレビセールス関連業務を経て、プランニングシステム開発・メディアプランナー育成などに従事。2000年メディア・マーケティング局マーケティング部長。対象を全媒体に拡大。以降、主に情報通信関連分野について技術・制度・ビジネス・オーディエンス視点から研究開発を行なう。2008年より電通総研に所属
長尾嘉英[ナガオヨシヒデ]
(株)電通 電通総研研究企画室メディアイノベーション研究部メディア・リサーチ・スーパーバイザー。1965年埼玉県生まれ。1989年、一橋大学社会学部卒業、(株)電通入社。その後、メディアプランニング・メディアバイイング・メディアリサーチなど一貫してメディア関連の業務に携わってきた。2008年より電通総研に所属し、現在はメディア環境変化や若者・シニア層等の動向の研究に従事。また、首都圏各大学と連携して、媒体価値研究やメディアの未来予測プロジェクトを推進している
庄野徹[ショウノトオル]
(株)電通 電通総研研究企画室メディアイノベーション研究部チーフ・メディア・リサーチャー。1976年東京都生まれ。2000年、中央大学商学部経営学科卒業、(株)電通入社。営業にて飲料メーカー/人材派遣会社などを担当後、消費者動向調査研究などマーケティングセクションを経て、メディア・情報通信関連の調査研究に従事。現在は、メディア環境の変化、特にオーディエンスインサイトを専門に研究。また、産学共同研究プロジェクトにてメディアの新しい媒体価値の研究も行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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