中公新書
父親―100の生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121019523
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C1237

出版社内容情報

昔の父親は本当に偉かったのか? 明治以降の自伝一〇〇冊に描かれた一〇〇人の父親の生き方を通して、これからの父親像を探る

内容説明

経済力、体力、家庭内での威厳…現代は自分の父親ぶりに自信の持てない人が多いといわれている。しかし、「昔の父親は偉かった」というイメージは幻想に過ぎない。本書は、明治以降の自伝一〇〇冊に描かれた、「子どもの目から見た」父親一〇〇人の多様な生き方を見る。そこには、威厳はなくともやさしい父親もいれば、子どもとの距離をはかれない不器用な父親もいる。これからの父親に求められるものは何なのだろうか。

目次

プロローグ 揺らぐ父親像
第1章 働き続ける父親たち
第2章 子どもに影響を与える父親
第3章 子どもと距離のある父親
第4章 子どもの人生を設計する父親
第5章 父親になれなかった父親
第6章 父親亡き後に
エピローグ これからの父親像

著者等紹介

深谷昌志[フカヤマサシ]
1933(昭和8)年、東京都生まれ。57年、東京教育大学卒業。65年、東京教育大学大学院博士課程修了。教育学博士。奈良教育大学教授、静岡大学教授などを歴任し、現在、東京成徳大学子ども学部教授。教育社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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SOMA

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昔であれば父性は「切る」母性は「包む」のが画一的な価値観であり、愛情表現であった。だが、問題はどう生きるかではなく、最終的に家族がどうなっていくのが理想か?子供の未来のために自分はどう生きるべきか?を考え、それに応じた父親になるべきではないだろうか。もちろん生来の自分というのは変えようと思っても変えられるものでもないが、いろいろな父親のありかたがあってもいいのではないか。2010/10/25

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