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出版社内容情報
ひとたび上陸すれば甚大な被害をもたらす台風。その発生から発達・消滅までの一生を追いながら、驚くべきメカニズムを解き明かします
ひとたび上陸すれば甚大な被害をもたらす台風。その発生から発達・消滅までの一生を追いながら、驚くべきメカニズムを解き明かします
内容説明
直径2000キロメートルの渦巻き台風のすべてがわかる!1年に平均26個発生し、たった1個で日本の年間発電電力量に匹敵するエネルギーを持つ台風。この巨大な大気現象を生み出す驚異のメカニズムを解き明かし、台風予報の最前線から地球温暖化の影響まで迫ります。
目次
第1章 台風の基本―名前、階級、ライフサイクル
第2章 台風はなぜ渦を巻くのか―台風の構造
第3章 台風はいつどこで生まれるのか―発生のメカニズム
第4章 台風はどうして発達するのか
第5章 台風はなぜ移動するのか
第6章 なぜ台風の片側で雨風が強まるのか―台風の非対称性
第7章 台風観測の最前線
第8章 台風の予報はどのように行われるのか
第9章 台風災害
第10章 地球温暖化で台風はどうなる
著者等紹介
上野充[ウエノミツル]
1951年鹿児島県生まれ。九州大学大学院修士課程修了。理学博士。気象庁数値予報課在籍時に台風進路予報モデルの開発に従事。気象研究所台風研究部では研究室長や部長を歴任し、台風初期値の改良や、台風移動、台風の非対称構造生成に関わる研究に取り組む
山口宗彦[ヤマグチムネヒコ]
1978年群馬県生まれ。気象大学校卒業後、気象庁予報部数値予報課に在籍。その後、米国マイアミ大学気象・海洋学部への留学を経て、現在気象研究所台風研究部に在籍。理学博士。数値予報課在籍時、気象庁台風アンサンブル予報システムの開発に従事。専門分野は、台風の移動、アンサンブル予報、最適観測法など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。