岩波ジュニア新書
社会を生きるための教科書

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005006472
  • NDC分類 K361
  • Cコード C0200

出版社内容情報

不況だけど、入試も就活もがんばる君。でも、社会人になる勉強は大丈夫? 部屋の契約、病気の対応、税金の申告・・・。学校では習わないけれど、社会を生きるために必要な知識がある。自分で考え、生き抜く力を身につけよう。

内容説明

学校では教えてくれないけれど、社会人になると必要な知識が、実はたくさんあります。アパートの契約から、税金や社会保健の手続き、労働条件の確認に結婚や子育て、親の介護や生命保険、お金の管理などなど…。ややこしいけれど、まずはこれを読んで、自立のための心構えをしておこう。

目次

1 就職する、働く
2 税金を納める
3 保険と年金を考える
4 自分の住まいを探す
5 家族を考える
6 お金と正しくつきあう
7 情報を使いこなす

著者等紹介

川井龍介[カワイリュウスケ]
1956年神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。新聞記者などを経てノンフィクションや音楽コラムを執筆。現在、国立情報学研究所連想情報学研究開発センター特任教授。また、連想検索機能を使いウェブ上を中心にさまざまな文化情報を発信・企画するNPO「連想出版」の編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

13
ルールを守らない、ということは、法を侵害することになる。法を守る義務があるが、法に権利が保障されているために、迷惑をこうむった被害者として当然の主張をしていく。住民は泣き寝入りになりがちだが、何のための法律なのか。業者を潤すだけでは、日本社会の個人軽視、組織重視は変わらない。「新書マップ」(184頁)というサイトがあるのは知らなかった。2013/06/28

くろほ

8
読んでよかった。所得税や健康保険・年金など、なんとなくは知っているが…ってことを丁寧に説明してくれた。まさにタイトル通り。もちろん教科書だけでは足りないだろうが。社会に出る前に読んでもらいたい本。2010/12/15

仮名

6
もうじき社会に放り出されるにあたって、切実な気持ちを持って読み返してみた。生活の実務的な視点に立って眺める「社会」の仕組みというものを偏りのない視線で描いているので、「社会とは?」みたいな専門的な本を読むよりずっと「自分にとっての社会」を捉え直すヒントをくれる。とりわけ税金制度について、年金・保険制度についての章が勉強になった、と感じたのはもうすぐそれが自分の身に降りかかってくるからか。2012/07/14

ふうか

4
これは、社会人になる前にもう1度読むべき本。ただ、私が社会に出る頃にはこの本は少し古い本になっているだろうから、参考にしつつ情報収集するのがよいだろう。 新聞は基礎トレーニング、専門書は特定の場所を鍛えるトレーニングという表現がわかり易かった。 質問の仕方と、この言葉はメモして置いておこう。2017/05/24

じん★ひで

4
・義務と権利という対比で言えば、義務は、教えてもらえることがあったり、あとでペナルティを課されることがある。一方、権利の方は教えてもらうことは少なく、自分で行使しなければならない。 ・抜け道はしょせん抜け道で、あとで正しい道に戻らなければやっていけない。抜け道はその分遠回りになる。2014/02/21

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