感想・レビュー
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荒野の狼
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ロマン・ロランはフランス革命を題材とした戯曲を８作書いているが、全集10に５作、全集１１に３作が収録されている。収録順は執筆された順番ではなく、戯曲内容の歴史的順番による。つまり全集10に最初に収録されている「花の復活祭」は、フランス革命に思想的影響を強く与えたジャンジャックルソーが登場（すでに老人で精神に異常をきたした頃）。し、舞台は1774年。全集11の最後の作品「獅子座の流星群」は1797年でナポレオンが登場する。この間23年間の隔たりがある。2017/12/17
