出版社内容情報
薩摩は、鎖国の時期にも広くアジア・世界の文化を積極的に吸収。シラス台地に甘藷など特産物を育てて緑野に変え、独自の文化を築いた。薩摩独特の郷中教育は、近代日本を担う人材を輩出。そんな先人の営みを集大成。
内容説明
江戸時代から「ふるさと」の魅力新発見。近代日本を導いた薩摩人の営み。雄藩島津家は、愛郷心溢れたニセ(青年)の活力をその基盤としてきた。明治維新、西南戦争で燃えあがったエネルギーの秘密を発掘する。
目次
前章 近世の鹿児島―その地域振興の足どり
第1章 自治と助け合いの中で
第2章 生業の振興と継承の中で
第3章 島に生きる人々の暮らし
第4章 地域社会の教育、文化、暮らし
第5章 地域おこしに尽くした先駆者