出版社内容情報
川と海の道で大坂と直結した阿波国は、都市との交流と豊かな自然を生かして、藍や人形芝居に代表される独自な産業と文化を全国へ発信。山間に、流域に、海岸に個性的な生活圏を育てた先人の営みのすべて。
内容説明
大阪と相対する阿波国びとは、藍をはじめ商業農産物の生産と流通を通じて合理主義的な経済感覚を磨いてきた。農家、商家の厳しい人づくり。
目次
前章 近世の徳島
第1章 自治と助け合いの中で
第2章 生業の振興と継承の中で
第3章 地域社会の教育システムの中で
第4章 町、村、家の暮らしと文化
第5章 地域おこしに尽くした先駆者