感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gotoran
8
1957年にメキシコで開催された“禅と精神分析”に関るワークショップでの3者の講演内容、即ち「禅仏教に関する講演」(鈴木大拙)、「精神分析と禅仏教」(E.フロム)、「人間の状況と禅仏教」(R.デマルティーノ)。禅と精神分析の基本から、それぞれの共通点、相違点、或いは補完性について、解り易く解説されている。例えば、抑圧されている心を精神分析で明らかにし、迷いが避けられる。禅はその後に登場。座禅・公案を介して物の見方が崩され、覚醒へとつながってゆく 云々。非常に興味深く読むことができた。再読必須本。2012/03/31
たかね@心理学
5
注:禅・精神分析共に深い理解のない状態での読了。どう生まれ、どう生きていくべきかという点において禅と精神分析から回答を示しつつ両者について比較をしている。下のレビューにある通り、3者の講演である。個人的に禅と精神分析について比較しており面白いと感じられたのはエーリッヒ・フロムの文章であった。全体を通して好みには合わなかった。読み物としては面白い。2015/01/17
Kichitaro Horikoshi
2
鈴木大拙は、 生きているそのことが芸術である と言っています。 要は、日常を丁寧に生きて、日常生活そのものを芸術作品に仕上げていけということです。2020/08/09
kao
1
★4.02006/08/19
しょ~や
1
鈴木氏の講演部が今の興味に最も合っていて面白かった2012/06/26