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内容説明
江戸の町はどのようにできていたのか。遺された文書や絵画史料を、どのように読み解き推理して、三次元に復原するのか。江戸の中心・日本橋、盛り場の元祖・西両国、庶民の暮らしと町家、結節点・宿場…。復原設計の第一人者が、博物館や資料館に展示される復原模型の実際を語りながら、そこから見えてくる江戸の姿をリアルに再現。歴史学と建築学が手を結んだ新しい学問の世界へと誘う。
目次
プロローグ 大工熊五郎・西両国に遊ぶ
第1章 復原設計とは何か(復原模型のみかた;復原設計の史料)
第2章 江戸を復原する(なぜ江戸か;水の都・江戸 ほか)
第3章 江戸の町並みを復原する(江戸の都市設計;江戸の町家と都市景観 ほか)
第4章 江戸近郊を復原する(江戸の四宿;千住宿の町並み)
第5章 都市としての江戸(都市とは何か;城下町とは何か)