内容説明
ダ・ヴィンチの「仕掛け」を知的に読み解く。人気番組「世界一受けたい授業!!」で話題の美術案内人が誘う“芸術=興奮”ワールド。
目次
第1章 モデルは、なぜ謎になったのか(モナ・リザと呼ばないフランス;イタリア語で「モナ」は女性器 ほか)
第2章 美術批評は、なぜ意味不明になったのか(日本モナ・リザ展日仏首脳の祝辞の違い;名文ウォルター・ペイターを読んでみる ほか)
第3章 謎の風景を探検する―風景画の歴史(ラテンのアウトドア感覚とゲルマンのインドア感覚;模型のような風景、写真のような風景 ほか)
第4章 神秘の微笑を解剖する―人物画の歴史(フレスコを嫌ったダ・ヴィンチの悲劇;師匠を絶望させた新技術油絵の具 ほか)
著者等紹介
西岡文彦[ニシオカフミヒコ]
1952年山口県に生まれる。版画家。多摩美術大学助教授。「世界一受けたい授業!!」などテレビ等マスメディアで幅広く活躍中。意外性に富みながらもわかりやすい解説には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。