講談社現代新書<br> われわれはどんな時代を生きているか

講談社現代新書
われわれはどんな時代を生きているか

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  • サイズ 新書判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061494008
  • NDC分類 204
  • Cコード C0220

内容説明

歴史の中の「いま」という瞬間を真摯に生き、実践的に問うこと。21世紀の知的課題はここから始まる。

目次

1 差異と差別の「差」
2 不在の書物をめぐって
3 もう一つの「二つの世紀」
4 「首都」の崩壊 または不可視のできごと
5 ある転向と亡命
6 模倣と反復の倫理
7 コスモポリタン文化の終焉
8 ある「虚構」の登場人物について
9 平重盛の涙とクレオパトラの鼻
10 知的な「賭け」について
11 批評家と歴史家の対話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

25
うーん。題名が的外れすぎる。映画評論でしかも難しい。半分以上の固有名詞がわからなかった。話も2人で交互に展開し、話の筋が読めない。2017/02/20

OjohmbonX

3
蓮實重彦と山内昌之が各章を交互に書いて、前に相手が書いたものに触発されて次を書くというスタイルの本。山内担当分読んでいるとひやひやする。例えば写真について「人の表情を通して、その内面の襞にまで分け入って」とかなり無防備に書いたりしてて、でも前に蓮實が書いているのは、表象されたものから内面を読めるって思い込んでるのが制度ってものだよ、みたいなことだから、これ次の蓮實回でボコされるで……とわくわくしながらひやひやしてると、そんなことはなく上品に無視しててがっかりする。普通に対談の方が読む側としては楽しそうだ。2014/09/12

主任

0
「歴史家は、過去という時間と存在を考えるときに、自分の現在から出発して線を引いていかなくてはなりません。」←備忘として2020/02/04

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