内容説明
経営トップの公私混同、内紛、粉飾決算、不正融資、そして倒産。社会を忘れ、逆命利君を疎んじる会社大国が引き起こした多種多様な企業事件を題材にして、事件の主役とその構造に迫る。
目次
第1章 争議と乗っ取りの時代
第2章 大型合併による独禁法の死
第3章 連続する大疑獄事件
第4章 ドンたちの不名誉な退場
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
74
戦後の経済事件を、簡潔にまとめてくれたもので、事件史を知りたい方にはまとまっているので参考になります。経済実録小説で知ろうという人にもその作品名や実名との対比が書かれていたりして参考になります。小説をすべて読もうとすると時間がかかるので、詳しく知りたい方はこの中で興味を持った小説を読んでみることをお勧めします。のどもと過ぎれば・・・、というようにすぐ忘れ去られてしまう事件が多く、企業は反省していないですね。2015/09/23
ふら〜
0
事件を簡単に解説している感じ。微妙。2012/06/01