内容説明
IBM、AT&T、GMらアメリカの巨大企業は、一国中心の戦略から、進出先の世界的立地、R&Dやサービス相互の調整などグローバル戦略への転換をはかっている。ビッグ・ビジネス史をたどりながら、新しい産業革命を予見する。
目次
1 アメリカ企業文明の展開(アメリカ企業文明のマクロとミクロ;ビッグ・ビジネスの出現;企業合同の時代)
2 産業の空洞化(ビッグ・ビジネスの権力構造;多国籍企業の展開;産業の軍事化)
3 危機をはらむビッグ・ビジネス体制(海外直接投資と成熟産業の衰退;大恐慌の教訓)
4 アメリカの選択と挑戦(新しいインフラストラクチャー;産業の脱成熟化;グローバル戦略の新展開)