デカルト『省察』訳解

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  • サイズ A5判/ページ数 547p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000240079
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C3010

出版社内容情報

『第一哲学についてのルネ・デカルトの省察』(1641)は,心身二元論に結晶した彼の形而上学を提示する,デカルトの主著である.デカルト研究の第一人者が,自己の研究蓄積とテキスト読解の技法の全てをこの主著に傾注する.

目次

第1省察 「疑惑を差しはさみうるものについて。」
第2省察 「人間的精神の本性について、精神は物体(=身体)よりも、よりよく識られるということ。」
第3省察 「神について、神は存在するということ。」
第4省察 「真と偽について。」
第5省察 「物質的な事物の本質について。そして今いちど神について、神は存在するということ。」
第6省察 「物質的な事物の存在について、ならびに精神と身体との実在的(=事象的)な区別について。」

著者等紹介

所雄章[トコロタケフミ]
1927年生。東京大学大学院博士課程中退。中央大学名誉教授
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