東洋文庫
古書通例―中国文献学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 377p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582807752
  • NDC分類 020.22
  • Cコード C0100

内容説明

古書すなわち中国古代の書物はいかにして成立したか。本書は主に先秦諸子の書物がどのように形成されたのか、その脈絡・法則に従って明らかにする。傑出した文献学者のユニークな書。

目次

巻1 著録篇(正史の経籍志には不著録の書物があること;古書には撰者を記さないこと ほか)
巻2 体例篇(秦漢の諸子と後世の文集との接点;漢魏以降の諸子 ほか)
巻3 編次篇(古書が単篇にて別行した例;劉向の校讎と編次について(上)―校讎について ほか)
巻4 附益篇(古書のすべてが本人の自著とは限らないこと)

著者等紹介

古勝隆一[コガチリュウイチ]
1970年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。現在、京都大学人文科学研究所准教授。専攻、中国古典学

嘉瀬達男[カセタツオ]
1965年、東京都生まれ。立命館大学大学院博士課程単位取得退学。現在、立命館大学講師。専攻、中国古代文学・中国古代思想

内山直樹[ウチヤマナオキ]
1965年、千葉県生まれ。二松学舎大学大学院博士後期課程修了。現在、千葉大学文学部准教授。専攻、中国哲学・中国古典学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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