目次
第1章 地球に生きる生物としてのカビ―カビとはどういう生き物なのか
第2章 カビの生理と生態―生きるためのシステムと発育条件
第3章 カビによる健康被害―カビは怖い生物なのか
第4章 生活の中のカビ対策―こうしてカビは防ぐ
第5章 カビと生きる―カビと人間の深い関係
第6章 住環境にみる主要カビ―身近なカビたちの素顔と生活
第7章 カビの調べ方―カビの検査の手法あれこれ
著者等紹介
李憲俊[リノリトシ]
1954年韓国大邱生まれ。1977年国立慶北大学農学部獣医学科卒。1991年国立忠南大学農学部獣医学科助教授。1991年日本(財)食品薬品安全センター。1996年衛生微生物研究センター開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ryuji
7
★★★★☆いわゆる理系(科学・化学・生物・物理等々)が全く駄目な私にでも理解出来るほど分かり易く書かれている本です。恐らく中学生位の子供が読んでも理解出来るでしょう(ということは、私は中学レベルかもしれないが)。現代の気密性の高い住宅が実はカビにとってはとても良い環境であることや、特に日常生活で気になる浴室のカビ、冬の結露がいかにカビにとって良いものなのか等々良く分かった。何故浴室の目路のカビはこすってもこすっても落ちないか?あ~そういうことだったのかという感じでした。2016/06/26
𓆱
1
身近だけどあまりしらないカビ。カビを防ぐには換気をしたり水分をこまめにふき取ること。カビにはカビ毒をだすものがあり,カビ毒は煮ても焼いても有毒性がなくならない。カビ毒はカビの外に放出されるため,食品にカビが生えた場合にカビを取り除いただけで食べるのは危険.とのことでした.2022/10/16
Heyryo Motoyama
1
この本読んで家の中のカビが気になる!カビが生えるまでほおっておいてはいけない。人間にとって有益にも有害にもなるカビ。私が好きなお酒もカビのおかげ。けど家の中ではカビは御免てすな…2016/06/14
スコット@EC
1
「カビは初期の内に叩く」それが一番の対処法らしいです。はぁ・・・、うちはどうしよう。2013/09/11
やま
0
たしかに住宅の近代化、気密化はカビにとって住みやすい環境が増えたってことだったんですね。うまく付き合っていくしかないのかなぁ2013/09/27